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綿帽子


    文金高島田の髪型の上からかぶる白い布のこと。江戸時代中期から使われている。もともと女性が外出する際のほこり除け、防寒のためにかぶるものとされていたが、新郎に式が終わるまで顔を見せないため、あるいは結婚する時の嫁入り道中に賊に襲われないよう顔を隠した、などの説がある。